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マレーシアのアクセシブル観光
[
2015-10
-03 19:33 ]
ペナンの交通とアクセシビリティ
[
2015-08
-24 22:14 ]
マレーシア盲人協会(SBM)と青年層
[
2015-08
-20 06:31 ]
セント・ニコラス・ホームの最近の活動
[
2015-08
-17 21:21 ]
マレーシアの視覚障害者:マッサージと点字と教育を取り巻く近代化
[
2015-04
-22 22:47 ]
マレーシア盲人協議会の啓発ビデオ
[
2015-03
-31 21:50 ]
マレーシアの新しい障害者計画
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2014-01
-22 08:10 ]
マレーシアの元留学生とマッサージ業
[
2013-09
-10 06:18 ]
マレーシアDISTED大学情報処理課程初の視覚障害学生
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-08 06:15 ]
セント・ニコラス・ホーム
[
2013-06
-18 07:47 ]
マレーシアからのお客さん
[
2013-06
-17 08:17 ]
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マレーシアのアクセシブル観光
マレーシア盲人協議会(NCBM)では、マレーシアを中心に、東南アジアで視覚障害者ほか、誰でも楽しむことができる観光スポットのプロモーションを実施しています。
海外の団体とも連携を模索しています。
ペナン州のジョージタウンと、サラワク州のクチンで、次のような観光地を推奨しています。
機会があれば、是非お出かけ下さい。
○ジョージタウン
NCBMが、視覚障害者向けの音声解説によるガイトの研修を実施し、幾つかの観光地で、研修を受けたガイドのツアーが実施されています。
1.ペナン州のジョージタウンは町全体が世界遺産に登録されています。
この町を、3時間掛けて、歩いて回るツアーがあります。
以下のサイトから予約もできます。
http://www.gtwhi.com.my/index.php/educate/guided-tours-and-walks/for-public/walk-for-visually-impaired
2.ジョージタウンには、Sun Yat Senという博物館があります。
どうやら、孫文のペナンでの活動を展示しているようです。
以下のサイトから予約もできます。
http://sunyatsenpenang.com/in-house-audio-tour-for-the-visually-impaired-2/
3.東南アジアで最も歴史が古いイギリス国教会の教会、殉教者聖ジョージの教会も、ジョージタウンにあります。
以下のサイトから予約できます。
http://stgeopg.org/index.php/church-guide/
○クチン
1.サラワク博物館の支援者で作る団体は現在、当地の中国歴史博物館を視覚障害者が利用しやすいサービスにするよう施策を実施しています。
2016年中ごろまでには、視覚障害者の来客を迎えられればと考えています。
Facebook上ですが、支援者団体のページがあります。
https://www.facebook.com/fosmuseum?ref=profile
2.サラワクでは2020年完成を目指し、新しい博物館を建設中です。
インクルーシブな博物館を目指し、NCBMも当初より関わっています。
完成が楽しみです。
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2015-10-03 19:33
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マレーシア
ペナンの交通とアクセシビリティ
ペナン島に着いて最初に目に付いたのは、街中に伸びる黄色い線、そう、点字ブロックでした。
写真のように、日本以外では一番、点字ブロック比率が高いのではないかと思うくらい。
信号も結構ありました。
音声を確認する機会はありませんでしたが、慣れれば途上国にしては移動できる町なのかも知れません。
ただ、点字ブロックの上に自動車が乗り上げたり障害物があったりして困るという声。
日本と同じですね。
ちなみに、欧州では点字ブロックという発想は殆どありません。
白杖を使うスキルを磨き、杖の感触や他の情報で歩行します。
日本みたいに点字ブロックが沢山あると、どれが何処に通じるのか分からないので、階段の手前のように警告として使うべき、という意見も聞きます。
アクセシビリティの考え方も、国によって少し違うようですね。
公共交通機関は、バスだけだそうです。
乗る機会が無く、音声案内があるかどうか確認はできませんでした。
ただ、やはりお話では、バスが全てワンステップバスで、車椅子でも利用できるとか。
青年サミット開催期間中、私たちAP役員の若干名は、大会開催場所とは異なるホテルに宿泊しました。
何でも、8月は観光シーズンで、特にラマダン明けで中近東から大勢の観光客が来るとか。
ホテル自体は、大会会場よりランクが高く、新しく、ずっと快適でしたが、流石に移動が問題になりました。
そこで、実行委員長のシャムスリさん、日本のマスコミでもたまに話題に上がるタクシー配信サービス、ウーバーをフル活用。
スマホのアプリ経由、タクシーを呼び、団体のクレジットカードで決済します。
領収書を貰ったり、立替払いが発生したりすることがありません。
私たちの利用したウーバー運転士は、平日は建築技師として働き、週末はウーバーで小遣い稼ぎだそうです。
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wbu-ap
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2015-08-24 22:14
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マレーシア
マレーシア盲人協会(SBM)と青年層
マレーシア盲人協会(SBM)は昨年、50周年を迎えました。
現在の会員数は約3000名という当事者団体です。
アイバンさんが働くネットワーク組織、マレーシア盲人協議会(NCBM)にも加盟しています。
青年サミットにも、各地の支部を代表して多くの青年層が参加していました。
50周年に際して、SBMのテーマ曲を会員から募集。
見事に選ばれた曲は、今回の参加者に配られたCDに入っています。
開会式の最後にも、皆で手拍子に合わせて大合唱。
とてもキャッチーな曲です。
聞いてみたい方は、ご連絡下さい。
驚いたのは、マレーシアから参加の青年層のレベルの高さ!
大学講師は複数いて、中には学部を率いている人まで。
また、マレーシア政府の様々な省庁から派遣された視覚障害者が何人もいました。
広報やカスタマーサービスを担当しているそうです。
この現実、日本の政府や地方自治体も少し考えて頂きたいと思ってしまいました。
日本が進んでいる面も色々あるけれど、アジア諸国に学ぶ点も色々あることを、改めて感じた一こまでした。
と言っても、雇用数全体ではまだまだ厳しいようです。
法廷雇用率は1%に対し、達成率は0.2%余りという寂しい現実。
しかも、全体では、民間より公共部門の方が達成率が低いとか。
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2015-08-20 06:31
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マレーシア
セント・ニコラス・ホームの最近の活動
セント・ニコラス・ホームに就いては、2013年、アイリーンさんとジャヤーさんが会議で来日した時にご紹介しています。
以下、ご参考まで。
http://wbuap.exblog.jp/19838527/
http://wbuap.exblog.jp/19845295/
青年サミットがペナンで開催されたお陰で、念願のホーム訪問が実現しました。
以前は盲学校でしたが、現在は研修訓練やその他支援事業に特化しています。
パソコン講習は、元ダスキン研修生のユーイーさんが担当。
18台のWindows7デスクトップが並ぶ教室で、初歩から学ぶ6ヶ月コースと、社会人等のリフレッシュ(更新)コースが実施されています。
マッサージは、全盲・弱視・晴眼者の3名が協力して指導に当たっています。
研修内容の充実を切望しており、数年前にはJICAシニアボランティアの視覚障害者、Sさんが滞在して指導していました。
クアラルンプールにある支援団体MABと、マッサージ指導の分野で双璧をなしていますが、「やり方がちょっと違う」と話していたのは、そのままで良いのかなぁ。
マッサージセンターが併設されていて、一般のお客さんが施術を受けにやってきます。
私がお邪魔した時も、お客さんが1人マッサージを受けていました。
弱視を対象に御菓子作りのコースがありました。
写真は今期の研修生、掲載を快諾頂きました。
地方部では、自宅の前に露店のように店を出して現金収入を得るのが珍しくないようで、2人も田舎に帰ったらお菓子屋さんを開くのが夢です。
地方部でのインフラを考慮し、研修では余り近代的な機器は敢えて使わないようにしています。
実は昼食後、2人の作品を頂く機会がありました。
美味しい林檎のお菓子でしたよ。
お菓子やさんが出来たら、是非お邪魔したいですね。
盲ろう児など、視覚とそれ以外の障害のある児童向け初期介入事業がありました。
丁度お昼時で、子どもたちが自分で食事を取りに行ったり、トレイから自分で食べたりする生活訓練のような研修を兼ねた昼食時間でした。
盲ろう児の男の子が1人、私の白杖に付いているカウベルのミニチュアのようなベルに大変関心を寄せていました。
おもちゃの図書館のような部屋がありました。
棚一杯に、子どもたちが視覚以外の感覚で様々なものを認知するためのグッズが並んでいました。
また、絵本キットのようなセットには、点字の付した絵本と、絵本に出てくるもののおもちゃが、プラスティックの箱に揃えて入れてありました。
数日間なら貸出もしているそうです。
また、初期介入事業には政府のお金も入っているようです。
老人ホーム機能もありますが、2013年の来日時には10名いたお年寄りが、2015年には6名になったとか。
老人ホーム事業は強化が必要だと、ホーム外の人が話していました。
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2015-08-17 21:21
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マレーシア
マレーシアの視覚障害者:マッサージと点字と教育を取り巻く近代化
ASEANの中でもシンガポールの次くらいに豊かなマレーシアで、視覚障害者を取り巻く制度の拡充が進んでいます。
○マッサージ師の制度化
マレーシアには、「2013年版伝統・補助医療法」というのがあります。
伝統医薬や補完的な保健サービスの規制・向上を目指す法律で、マッサージや様々なヒーリング系のサービスが対象となります。
所管は勿論、マレーシアの保健省。
この法律により、施術師は全員、保健省に登録する義務があります。
業界団体の認証があろうが、研修期間であろうが、です。
そして、全員、傷害保険に加盟しなければなりません。
そこで、視覚障害マッサージ師も、保健省が認める認定書を目指して動き始めました。
そして、勿論、傷害保険への加入も、です。
アイバンさんのいるマレーシア盲人協議会、NCBMは、保健省の認める補助医療と自然医療の連盟に加盟しています。
この立場を生かして、健常者と同じ条件で、この傷害保険に加入することができるようになりました。
これは、マレーシアのマッサージに関する行政の近代化とも言えるでしょうか。
最近まで徒弟制度のような形で技術が受け継がれていたり、極々短い期間の研修で現場に出たり、ということは、今後は難しくなりそうです。
指導者のスキルアップはもとより、研修施設を拡充させたり、マッサージに就いてより深い知識を視覚障害者に見につけてもらうようにしたり、更にマッサージセンターの経営もシビアな現実に直面していくことになります。
○点字協議会設立
NCBMを事務局に2015年早々に組成。
マレーシアの障害者法の下、政府の障害者向上委員会がレポートラインです。
政府機関、各方面のステークホルダー、そしてNCBMから委員が選ばれます。
主な役割は:
・教科書などの書物を製作するさいの点字表記や記号、蝕図の統一化
・コンピューター対応を含むマレー語の点字開発の推進
・点字の識字率向上
などです。
○教育の青写真
2025年までの長期計画として、マレーシアの教育に関する「青写真」が発表されています。
日本で言う白書や青書みたいに立派な報告書の体裁のようです。
障害児の就学率を70%強にする目標が上がっています。
現状は9%前後ですので、当然の権利とは言え、かなり野心的です。
インクルーシブ教育を受けている視覚障害児は、比較的頑張って学校に通っているようです。
そして、この「青写真」の中で、障害のある子どものニーズに特化した章が1つあるそうです。
これは、途上国の政府刊行物としては、頑張ったのではないでしょうか。
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2015-04-22 22:47
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マレーシア
マレーシア盲人協議会の啓発ビデオ
WBUAP事務局長、マレーシアのアイバンさんが所属する、マレーシア盲人協議会(NCBM)は、日本でいうところの日本盲人福祉委員会のように、当事者と支援者の団体のネットワークです。
NCBMが、ジェイソン・リムさんという映像プロデューサーの手を借りて、視覚障害に関する啓発動画、"Are You Blind?"を2本作っています。
カメラワークとか構成とか、やはりプロは違います。
1本目は昨年の夏に完成したもの。
盲導犬と一緒に歩く視覚障害者がバスやタクシー、レストランにことごとく利用拒否される様子までは、私も見て分かります。
どちらかと言うと、健常者に対して問題提起をしているように受け取りました。
あいにく、マレー語や中国語で会話が進むので、ナレーター以外は分かり難いかも知れませんが。
以下、URLです。
http://youtu.be/p7YRj6hi1ns
2本目は、つい先ごろ発表されたPart Twoです。
こちらは、健常者の女性が視覚障害者の存在や暮らしなどに初めて気づくような作りです。
以下がURL。
https://m.youtube.com/watch?v=wzFxIyoNtTE
こちらは、バリアフリー上映のように音声解説が付いていて、とても分かり易いです。
そして、健常者、アリッサさんに色々と説明しているモーゼスさんは、WBUAPでもお馴染み、NCBMのIT技術担当者で、アイバンさんの右腕です。
皆さん、是非ご覧下さい。
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2015-03-31 21:50
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マレーシア
マレーシアの新しい障害者計画
昨年7月、マレーシアで、インチョン戦略に関する会議が開かれました。
それを受け、年末に、マレーシア政府が取り纏めた障害者施策の行動計画に関するワークショップがありました。
これには、マレーシアのAPの仲間も参加していました。
この行動計画は、正に、インチョン戦略を基に築き上げた計画となっています。
1. 貧困を撲滅し雇用の機会を増やす
・最低賃金に関する啓発
・障害のある労働者の職場での安全や労働条件の施策の実施
2. 政治プロセスと政策決定への参加を促進する
・障害のある人が市民としての権利が行使できるよう制度を検証
・障害のある人が有権者として登録できるよう書式を改定
・障害のある人の選挙でのニーズを入れるべく障害者団体等と協働
3. 物理環境・公共交通機関・知識や情報、コミュニケーションへのアクセス向上
・政策提言での障害者団体の重要性を再認識
・障害のある人たちと一緒に、障害のある人が利用できる公共交通の導入に向けた協働
4. 社会保護の強化
・有効な社会福祉施策の導入
・社会保護の利用可能性に就いて障害者団体と協議
5. 障害のある子どもへの早期介入と早期教育
・教育省・保健省・女性家族地域社会開発省で早期介入のためにネットワーク強化
・早期介入サービスの利用促進
・サービスの質と効果の向上
・保健省で集めたデータは、教育省・女性家族地域社会開発省と共有
・2025年までに、障害児の75%をインクルーシブ教育機関に入学させる
6. ジェンダーの平等と女性のエンパワーメント
・障害のある女性の教育機会を充実
・障害のある女性の雇用での平等を実現
・保健医療の専門家が障害のある女性のニーズを把握するよう指導
・障害のある女性に対する暴力に就いて、家族や一般社会への啓発
7. 減災と災害への対応をインクルーシブに
・緊急時の監督官庁に、緊急時の障害のある人のニーズを周知
・建物に関する政令が遵守されているかの監視制度
・障害のある人の防災のための予算
8. 障害に関するデータをもっと信憑性あり比較可能なものに
・障害のある人の登録義務化を検討
9. 障害者の権利条約の批准と実施の推進、国の法律を条約に合わせる
・作業部会を立ち上げて以下を見直し
a) 障害に関連する既存の法律
b) 憲法8条に、障害のある人の差別に関する規定を盛り込む可能性
・国・地方レベルで障害のある人の権利に関する「判例」を収集
・地域社会で障害のある人の権利を推進する情報センター設立
・既存の法律をより厳格に施行
国際活動に就いては、好事例や教訓、斬新なアイデアを集めるとのことです。
インチョン戦略活用の良い例になるかも知れないですね。
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2014-01-22 08:10
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マレーシア
マレーシアの元留学生とマッサージ業
国際視覚障害者援護協会での留学生の報告会で心強かったのは、マレーシアからの報告です。
マレーシアからの最近の留学生は、現在の学生入れて3名います。
帰国組はそれぞれ、治療院で元気に働いています。
そして、3人が中心となって、視覚障害マッサージ師の新しい団体を結成。
昨年から、マレーシア政府や、AP事務局長アイバンさんが勤める団体、NCBMと連携し、クアラルンプールだけでなく地方の視覚障害マッサージ師の現状と問題の調査に取り掛かっています。
年内には報告書を纏めて、政府との折衝になります。
目指すは、鍼・灸・マッサージの視覚制度の導入。
それも、可能な限り、視覚障害者に限定した制度設計にしたいと考えているようです。
また、資格制度を作った後は、本格的な養成課程に着手する予定です。
一般的に、マレーシアでも、マッサージは治療院やマッサージセンターに弟子入りするような形で学びます。
マレーシア盲人協会(MAB)という支援団体でもマッサージを教えていますが、一度に学べるのは15名くらいまで。
後は、6月に来たアイリーンさんたちのセント・ニコラ。
【過去記事リンク】
http://wbuap.exblog.jp/19845295/
是非、本格的な学校に繋がって欲しいです。
そのためにも、昨年帰国したメイさんが、日本で使った教科書のマレー語訳に取り組んでいるそうです。
最近のマレーシアは、工場関連が他の途上国に進出し、電話交換はドンドン直通になってきました。
これらの動きで、視覚障害者の職域は狭められています。
留学生の皆さん、マレーシアの視覚障害者運動としっかり連携しているので、お互いに利する点が多そうです。
こういうコラボの橋渡しを、少しでもやるのが、私の置かれている立場の1つなのでしょうねぇ。
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2013-09-10 06:18
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マレーシア
マレーシアDISTED大学情報処理課程初の視覚障害学生
6月にマレーシアから来たアイリーンさんとジャヤンさん、日本で色々な団体を訪問しました。
(過去記事リンク:
http://wbuap.exblog.jp/19838527/
)
筑波技術大学
も、その1つです。
この訪問の理由は、マレーシアの地元の大学と提携して、視覚障害者をIT系の課程に進学させるためのノウハウを見たり聞いたりすることでした。
そして、8月5日、無事に4名の視覚障害者が、晴れて、DISTEDという大学のビジネスIT科で勉強を始めました(^o^)
以下、大学のサイトに掲載された英文の記事です。
http://www.disted.edu.my/events/13/ev-news-blind-students-13-08--SET.htm
http://www.disted.edu.my/events/13/ev-news-workshop-awareness-blindness--SET.htm
写真の中には、日本にも来たジャヤンさんがいますね:-)
8月1日、大学の人たちに、ジャヤンさんが中心となって、視覚障害学生に関するワークショップを開催しています。
記事を見ると、学生さんたちは、ネットビジネスや、情報系システム管理等に興味を持っているようです。
私の本業の方で、情報系システムのノウハウが必要なんですけど^_^;
きっと、就職活動でも困難なことがあるでしょうが、負けないで!
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2013-08-08 06:15
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マレーシア
セント・ニコラス・ホーム
週末に会った2人の勤務先、
セント・ニコラス・ホーム
を紹介します。
場所はマレーシアのペナン島。
セント・ニコラはすっかりペナン島のシンボルになり、少なくともネットでは観光案内にまで出てくるんですよ(゜o゜)/
設立は1920年代と大変歴史のある、マレーシア最初の盲学校です。
名前でお分かりのように母体は教会で、イギリスの植民地だっただけあって英国国教会派です。
でも、ジャヤンさんはインド系でヒンズー教徒ですから、排他的な所が無いのはご理解いただけるかと。
歴史が長いと逸話も多く、戦時中はスパイが入っていたとか、学生が木登りで転落死したとか、他の生徒の薬をお菓子だと思って完食して3日間意識不明になった学生がいたとか…
でも、まあ、南国の陽気さと言うか、そんな悲劇も他の人のニックネームにして笑い飛ばしてしまうんですよねぇ(=⌒ー⌒=)
WBUの功労者のアイバンさん、新進気鋭のウォンさん、アイバンさんの右腕のモーゼスさん、みんな、セント・ニコラの卒業生です。
昨今は、学科の学習が可能な生徒は、一般の学校に通い、セント・ニコラの学校の機能は視覚以外にも障害のある学生に特化してきています。
但し、普通の訓練や支援サービスは、視覚障害者全般に渡っています。
職業訓練でマッサージやコンピューターを教え、DAISY図書も製作しています。
ダスキン研修生のユーイーさんは、この図書製作担当者です。
写真のような手工芸品も職業訓練で行っており、仕事の機会と施設の資金作りに販売も行っています。
サイトを見るとお菓子も作っているので、授産施設機能もありそうですね。
そして、聖明福祉協会を訪問したように、高齢者支援を15年程前から始めました。
タンデム自転車の大きなイベントを開催したばかりとか。
地元の大学とのコラボで、視覚障害者が学びやすい情報処理課程を作ることを考えています。
セント・ニコラは、アイバンさんたちの勤めるマレーシア盲人協議会(NCBM)傘下の5団体の1つです。
相談業務もこの5団体で地理的に分担していますし、国際関係も基本はNCBMに集中しています。
2人とも、アイバンさんやモーゼスさんに高い信頼を寄せていました。
ペナン島にも何時かお邪魔したいです。
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2013-06-18 07:47
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マレーシア
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