ポーランドの盲人協会には、ウクライナから避難してきた視覚障害者がサポートを必要な時に電話できるホットラインが開設されています。
応対可能な時間は月曜日から金曜日の朝8時から午後2時まで。
盲人協会の職員が対応してします。
主な支援内容は
・滞在先を探してくれる団体の連絡先
・特別支援学校で学ぶことができるか等の教育や児童に関する相談先
・ワルシャワにある中央リハビリ医療医院での相談の模索
・その他関係各種団体の連絡先や連携
首都ワルシャワと、オルシュティンという日本の県庁所在地のような場所に、盲人協会の眼科クリニックがあるのですが、この2箇所でもウクライナから避難してきた視覚障害者の相談に乗っています。
オルシュティンのクリニックにはロシア語を話す医師も配置されています。
盲人協会は全国に宿泊できるセンターを4箇所持っていますが、全てのセンターで避難民を受け入れています。
満室まで受け入れ継続の意向だそうです。
3月には緊急支援物資の寄付を募りました。
しょくりょうひんや衛生用品、衣類や靴など。
早速、すでにリヴィウの盲学校に送られています。
ポーランド国内にいるウクライナの視覚障害者向けには、イギリスの王立盲人協会から、白杖や音声時計の寄贈が予定されています。
国内各地の特別支援教育センターでも、視覚障害児の教育相談を実施しています。