ポルトガル視覚障害者教会は今年から、同じポルトガル語を話すアフリカの国、ギニア・ビサウの開発支援を始めました。
パートナーは、ギニア盲人リハビリ統合協会、支援団体ということですね。
視覚障害者、教育的と地域と市民社会の団体による、インクルーシブ教育のためのリソース利用・・・
プロジェクトの名称を和訳すると、こんな感じになります。
英文でも長いので、略称をADVOCAREとしています。
視覚に障害のある小学生の、教育へのアクセス、そして教育の質の向上を目指し、併せて子どもたちの学科教育の成績向上を志向し、視覚障害者の権利に関する社会の理解も促進しよう、というものです。
方法論としては、やはり、教育分野のリソースセンター設置と強化です。
センターで視覚障害児教育に向けた支援を実施し、教師や地域住民、視覚障害児の家族に向けて、インクルーシブ教育の問題を中心として研修と能力開発を推進します。
このセンターが併設されるのは、ベンガラ・ブランカという名前の学校。
同国で数少ない、視覚障害児の教育専門機関です。
同校は2013年、やはりポルトガルの支援で改築を行ったばかりとか。
私たちが知らないだけで、アフリカも一歩ずつ前進していますよ。