2015年9月25日から27日の国連総会で、これまで国連が掲げていた「ミレニアム開発目標」が更改となり、持続可能な開発目標(SDG’s)が採択されようとしています。
この文書に関する交渉と準備の現場からの速報。
素案の中で、具体的な項目での言及とは別に、前書きの中で、子どもや移民、先住民族と並んで、 障害のある人が言及されているのです!
国際障害同盟(IDA)の皆さんを初め、交渉の現場で粘り強くアドボカシーを推進した成果で、現地の方も本当に喜んでいました。
7月31日にドラフトの最終合意までもう少し議論が続きますが、何とか障害のある人の言及は残ってくれるのではないか、と。
私たちが盛り上がっているのは他でもない、国連の様々な議論に関与するMajor Groupに、障害のある人が含まれていない現状を、何とか変えたいと願っているからです。
仙台の国連防災世界会議ではSpecial Memberでしたが、障害のある人の問題はあらゆる分野で関係しているので、国連等の大切な場でコンスタントに意見を聞いてもらえるようにしたいのです。
そのための大きな一歩です!!