左目が全盲、右目が強度の弱視だったイタリアのエレナさん。
オランダで手術を受け、視力は回復しましたが、子どもの頃から大好きだったダンスを活かして、ダンスのパートナーのアントニーさんと一緒にプロジェクトを始めました。
その名も、ブラインドリーダンシング
2014年7月には、正式な団体として登録。
きっかけは、大好きなダンスを、視覚障害者に教えたいという思いから。
視覚障害者と晴眼者を分けた種目を避けるために、エレナさんのダンス教室では、健常者もアイマスクを付けます。
これが、写真の様子。
これで、生徒は皆対等にダンスを習います。
教室として、パフォーマンスも。
授業には、かなり芸術的なカリキュラムも含まれているようです。
「ダイヤログ・イン・ザ・ダーク」等の活動と同じように、皆一緒に同じ条件で楽しく活動し、周囲の人たちを大切にし、コミュニケーションに気を配ったりする、良いきっかけとなると、エレナさんは信じています。
ペアを組んだ相手が視覚障害者なのか晴眼者なのか、誰も分からないのです。
相手が上手か下手か、まあこれは、ペアを組めば少し察しが付くかも知れませんが。
このミックスのダンス教室は、エレナさんが視力を回復したオランダで始め、今はスイスからイタリアに展開しています。
イタリアでは既にマスコミに取り上げられ、オランダでもマスコミデビューが近いとか。
団体登録が今年の夏ということで、未だサイトが完成していませんが、ソーシャルメディアは走っています。
Facebookでは、https://www.facebook.com/BlindlyDancig
Twitterでも、blindly_dancing