マラケシュ条約を批准したのがインドくらいしか無い現状ですが、各国夫々に様々な努力を続けています。
アルバニアでは、首都ティラナで、著作権と視覚障害者のための例外の考え方、視覚障害者が直面する制約に関する全国セミナーが開催されました。
中心は、条約制定の主役、世界知的所有権機関(WIPO)と、アルバニアの著作権事務所。
視覚障害者のための著作権の例外規定に就いて、このように広く語られる機会は、アルバニアでは初めての試みでした。
文部科学省や青年・スポーツ・文化省など、関係する政府機関からの参加者に加え、アルバニア盲人協会の人たちも大勢詰め掛けました。
盲人協会のシナンさんが、視覚障害者に関する最近を動きを基調講演で紹介。
このシナイさんは、多分、5月にノルウェーでお会いした人ではないかと。
このセミナーがきっかけとなって、既に法案が書かれたとか。
法案の採決の前に、盲人協会からの意見聴取をする予定です。
アルバニア盲人協会は、国内に留まらず、近隣諸国でも同様のアドボカシーに向けて盲人協会を応援しています。
旧東欧で最後に市場開放したアルバニアですが、盲人協会は随分と頑張っているようです。