昨晩急遽、Skypeで開催されたミーティング。
AP事務局長アイバンさんと、デンマーク盲人協会のアスクさん・スザンヌさんで話し合ったのは、現在の進行しているプロジェクト助成申請の途中で提起された、APの果たすべき役割に関するものでした。
デンマークは開発プロジェクトで私たちより遥かに経験が豊富ですが、国内の体制も遥かに厳しいのです。
先月、当初のプロジェクト申請を済ませましたが、その続きが色々とあるようなのです。
まず、当初の申請書に対して、でんまーくのこんさるたんとが、しょうにんしたほうが良いか否か、提言も入れて報告書を出してきます。
今は、この段階なのです。
その後、提言を採用するとかしないとかはなしをつめて、もう一度、しんさをする委員会のまえにこんさるたんとをとおします。
これが、来月早々。
7月にも審査があって、最終審査は9月3日とか。
途方もないプロセスです。
実は、この最初のコンサルタントによるひょうかで、WBUAPに関するていげんが出てきました。
・もっと効果のある形でかめいだんたいのしえんができないのか?
例えば、誰かアドボカシー専門の人を短期で雇うとか?
・プロジェクト管理は充分か?前期は幾つかのレベルでコーディネーターがいたが?
で、昨晩の激論です。
アドボカシーの担当者がいるのは、わるくはありませんが、あまりこうかはきたいできないというのが、私とあいばんさんの考えでした。
今だって、インドにアドボカシーこーでぃねーたーがいるけれど、権利条約のパラレルレポートの書き方や、じょうやくじっしのもにたりんぐのほうほうなど、聞きにいっている団体がどれだけいるでしょう?
まして、APは言葉の壁がとても高いですし、国によってアドボカシーのレベルも相当に違います。
欧州は、欧州連合というアドボカシーの相手がありますし、言葉や社会面の差異も圧倒的に小さい筈。
欧州の感覚で提言を受けても、簡単に導入できないですよ。
この問題で1時間は議論になりました。
最終的には、当初私たちが提案したように、次世代育成を中心に考えてもらうことになりました。
異なる背景の人たちとの関わり合いで学ぶというのは、とても楽しいプロセスではありますが、言葉でいう程容易でないということを、改めて実感する議論の時間でした。