来年の1月17日〜19日まで、タイのマヒドール大学ラチャスダカレッジで、第1回の国際点字競技会が開催されます。
ちょうど、同じ時期に、タイ国内の第19回点字競技会も開催されるので、海外からの参加者も促そうというものです。
参加資格は、ASEANの視覚障害者。
タイは4月にもASEAN盲人フォーラムを主催しましたので、サブ・リージョンに大変力を入れているのがよく分かります。
というか、国際的な動きにしっかり呼応しているとも言えます。
24歳までと25歳以上の2つのカテゴリーに分かれます。
競技会の内容は…
・英語点字リーディングの部:英語で書かれた点字の文章を受け取り、3分間黙読・練習。
その後、別室で審判の前で3分かけて音読。
審判は、英語の発音や区切り、プレゼンテーション能力等を元に採点。
優勝者に15000バーツ、準優勝者に10000バーツ、3位に5000バーツの賞金。
1バーツは3円ちょっとですので、15000バーツは5万円くらいですかね。
・英語点字ライティングの部:審判が3回読む内容を1分間で点字として記載。
こちらの賞金は5000バーツ。
申し込み条件と追加項目があります。
・参加者は介助者1名同伴可能。
・各国の盲人協会乃至はWBUの会員の推薦が必要。
・申し込みは11月一杯。
・展示会でブース使用可能。
各国4名の申込者まで、LCCの往復航空運賃・宿泊費用・食費・国内での交通費を助成します。
タイ盲人協会、ASEAN各国支援に、かなり積極的に財政出動するようになりましたね。
日本からは申し込めませんが、ASEANのお知り合いには是非ご紹介下さい。
連絡先をご案内します。