本日の朝、ミャンマー出張から帰国致しました。
自分へのお土産を1つ、写真のアウン・サン・スー・チーさんのTシャツです。
一緒に映っているフクロウの置物は、2つセットで幸運を呼ぶミャンマーの風物だそうです。
秘境を求める欧米人や、企業進出を担う日本のビジネスマン、タイから帰るミャンマー人で、バンコクを早朝に立つ2ー3ー2の座席のエアバスは、何とほぼ満席(゜o゜)/
空港を出ると、タクシーの客引きや他の車両でごった返していました。
ミャンマーは、大国ですわ。
滞在先のホテルが空港と市街地の中間にあったせいで、道路の周囲は緑が豊かでしたが、それでも2008年に襲来したサイクロン「ナルギス」で大きな樹木は激減したそうです。
今が特に暑く夏休みだそうで、日中の最高気温は40度くらいになりました。
雨がずっと降っていなかったので湿気は少なく、木陰に入るとほっとします。
でも、街中は流石にヒートアイランドで強烈な暑さです。
道行く自動車は、結構新しいモノから、古さとメンテの悪さで現代のモノとは思えないモノまで色々。
貧しい身なりの人が沢山いる反面、帰りの飛行機を待つ間に見かけた航空会社の女性は茶髪に染めていました。
建物は、流石に年代物が多く、ホテルも内装を新しくしたとは言え1960年代の建築物で、エレベーターのドアが動く度にガタガタと大きな音を立てました。
停電が今でも大変多く、ホテルでもありました。
JICAの入っているビカイチなビルに入っているマッサージセンターでも停電したし、盲学校では1時間経っても復旧しませんでした。
これではコンピューター関係や医療がたまらないでしょうね。
ミャンマー料理は油っこいという話を聞きますが、少数民族が多く、それぞれの料理がありました。
そうは言っても、東側のタイと比べると、西側のバングラデシュのように少し割腹の良い人が目立ちます。
そして、とても親切な人々でした。
街中を歩いていると、質素な白いシャツの浅黒い男性が、私の右肘をつかんで、歩道を介助して来ました。
てっきり、露天商が何かを売りだいのか、知り合いの店に連れて行ってリベートでも受け取るのかと怪しんでいましたが、結果から言うと、純粋に、足元の悪い所を視覚障害者が歩くのを心配していたのでした。
後ろからずっと心配そうに見守っていたそうです、
お兄さん、ごめんなさいm(_ _)m
ホテルから盲学校に行く途中、アウン・サン・スー・チーさんの家の前を通り掛かりました。
テレビのニュースで見慣れた門が緑に囲まれています。
空港での案内係さんとも、彼女の話題になりましたし、実際の政治の舞台では難しいことも多いけれど、皆さんには相変わらずそれなりに人気があるのですね。