7月の世界の視覚障碍者に就いて語るフォーラムでお話いただいた石田さんから、最新の状況をいただきました。
昨年末から今年の2月にかけて、フィリピン国立盲学校の修繕のためにFTCJとして寄付を集めていました。
フォーラムの段階では、現地での折衝の行方が良く分からない、期限内に何とか…とのお話でした。
幸い、修繕工事は10月から始められることに決まったそうです‼
これで、寄宿生の環境もよくなり、学業もはかどっていくことでしょう。
そして、点字プリンターとスクリーンリーダーであるJAWS。
フォーラムの段階では、アメリカの会社に発注したところまで伺っていました。
先般、石田さんがフィリピンを訪れた際、両社とも無事にフィリピンに到着し、盲学校で受け渡しのセレモニーとなりました。
ちなみに、当地では、支援組織との関係から、無料のスクリーンリーダー、NVDAよりも、JAWSの方が習得すると有利だそうです。
石田さんの個人的な繋がり中で、墨字が書けず契約などの署名ができなくて不利益な状況にある視覚障碍者のことを伺いました。
欧米では、視覚障害児教育の」現場でも、サインは確りできるように練習すると聞いたことがあります。
まあ、欧米は、日本より遥かにサイン社会ですけどね。
まだまだ課題が沢山ありそうですが、一歩ずつ着実に進んでいただきたいです。