2016年5月9日、ラオスの視覚障害者にとって大きな出来事が。
遂に、オープンソースのスクリーンリーダー、NVDAのラオス語版が完成し、5月9日がリリース日なのです。
政府の関係機関や、国際視覚障害者教育会議(ICEVI)の協力で、予定より少し遅れましたが、ようやく開けた母国語でのパソコン操作への道です。
実際の開発は、言葉の体系が似ている隣国タイより、政府系の技術組織NECTECが担ってくれました。
これで、教育・雇用への道が、少しずつでも開けて行くでしょう。
そして、フットサル。
これまでは、首都ビエンチャンと南部サバンナケット県にあったぶらいんど・フットサルのチーム、これから北部のシェンクワン県でも結成されることになりそうです。
日本盲人福祉委員会が4年前にブラインドサッカー協会から買って送ったボールを使って練習してくれているようです。
海外から新たな支援も入り、皆でパラリンピックを目指しています。
隣国ベトナムはブラ坂強豪ですし、ラオスから国際試合に参戦してくる日も遠くないでしょう。