スペイン盲人協会(ONCE)が中心となって進めている、劇場のアクセシビリティのプロジェクトがあります。
マドリッドのカルロス三世大学との協働で、視覚障害者が映画を楽しめるようにするためのプロジェクトです。
本体の音響部分の邪魔にならない方法で、解説方法を聞くことが出来るようにするのを目指します。
ここまでは、色々なところで見かける話ですが、ここから先は、少し先端技術になっていきます。
聴覚障害者への対応も考えています。
まず、特別な眼鏡を掛けて、スペイン語の手話通訳を見られるようにしてはどうか?
或いは、スマートフォンを使って、キャプションを読めるようにしてはどうか?
という考えなのです。
また、多言語対応にすることで、スペインで映画を見る外国人も、母国語で字幕が見られるようにすると。
正に、マルチメディア、ですねぇ。