ポルトガル視覚障害者協会が、先ごろ行われた欧州議会選挙で、選挙のアクセシビリティに関して1歩前進しました。
公共機関と協働で、選挙公報に当たる冊子を、これまでのPDF版とテキスト版に加えて、ビデオ版を作りました。
ビデオには、手話と、文字によるタイトルと、音声が一緒になっています。
それでも、未だ、投票行動自体、感染にアクセシブルではないとか。
日本では、政見放送のテレビ放映時には、隅の方に手話通訳が入っています。
最近では、点字や音声版の選挙公報が、大きな事業となっており、投票権の確保に大きな役割を担っています。
ポルトガルで初めてというので、ちょっと意外でした。
日本でもポルトガルでも、広報の情報をしっかり利用して、有権者としての権利と義務を、視覚障害者もしっかり果たすことが出来る必要があります。
この、政治への参加、今更感が少しありますが、ここのところ、かなり話題になります。
ポルトガルの皆さんは、投票の完全参加も勝ち取って欲しいです。
そして、日本では、しっかりアクセシブルな広報を依頼しないといけませんね。