今回の会議には、各国の政府関係者が何人も呼ばれていました。
私の席のそばには、ミャンマーの社会福祉省傘下の障害者向け職業訓練校の校長先生がいました。
昨年お邪魔した、難民を助ける会ヤンゴン事務所のすぐ近くだそうで、会の人と知り合いで、紹介してもらいました。
と言うか、「理事として挨拶いただきましたか?」なんて言われて、慌てて挨拶してるのですが・・・
タイムの政府の人は、インチョン戦略モニタリング作業委員会でご一緒していますし、インドの政府の方とは、やはりインチョンの夕食時に同じテーブルでした。
二人とも、本当によく話す人たちでした。
事例発表では、インドネシアやバングラデシュ、フィジーやアフガニスタンの政府の方も発表していました。
アフガニスタンの方の話しを聞いていると、改めて彼らの直面する困難に気が遠くなりそうでした。
日本からは、よく、大使館関係者が出席されるのが、ESCAPでの光景です。
国連案件という位置づけなのはわかりますが、国内の障害施策だったら他の省庁も関係するのでは?と、よく思ったりします。
今回は、JICAの知り合いも参加していましたが、メディア論・防災など公共政策など、調査や提言をしている大学の先生も何名か参加していたので、きっと審議会とか色々な場で提言していただけるでしょう。
東北で開催されたのは、来年3月の仙台での国連防災会議のへの布石とするのと、もちろん、東日本大震災を受けての流れです。
そこで、仙台市の副市長さんや、陸前高田で復興に当たっている役所の方もおいでで、現地の写真や動画の上映もありました。
こうした人たちに混じって、NGO側からの発表もあり、盛りだくさんの日程の最後には、各国政府の関係者にステージに上がってもらい、帰国してから何に取り組むか、誓いを立ててもらうコーナーがありました。
中々シビアですね。
会議で文書が採択されても、国際社会の枠組みが合意に至っても、やはり災害対策はやはり国レベルやもっと細かい地域レベルで実際に実施していただかなければ意味が無いので、まぁ当然の話ですが。