これから1ヶ月、会議が続きます。
22日と23日、有給を取って、仙台に行きます。
ゴールデンウィーク後半の連休には、バンコクのマッサージセミナーと、直前のAP役員会があります。
そして、1週間開けて、13日から16日は、遥々ノルウェーで、WBU執行委員会と本部理事会です。
この執行委員会の場で、開発委員会としてのワークショップを開くことになっています。
話題は、例の、海外の皆さんがよく口にして、どうも日本の私たちにスムーズに浸透していない、Capacity Building(能力開発)。
そんな日本人の私が、ワークショップ作りの話の片隅に、入れてもらっています。
地域協議会会長は自動的に開発委員会にも入っているのですが、委員長がデンマークの方なので、ラオス・モンゴルのプロジェクト繋がりで、何かと声を掛けて頂いています。
デンマークの皆さんのお陰で、途上国の地方を垣間見ることが出来たし、開発プロジェクトの管理手法を自ら体験することが出来たし、今はこうして各国の人たちが集まるフォーラム作りを目撃することもできます。
本当は、こういう機会を、先輩である私たちが、もっと若い人たちに、提供出来なければならないのですよね。
それが正に、次世代育成の筈ですよね。
さて、ワークショップで何をするか・・・ですが。
まずは能力開発自体の分析となるのでしょう。
どんな能力が視覚障害当事者団体に必要か?
個人と組織で能力開発のコンセプトはどう違う?或いは変わらない?方法論は?
組織の能力の構成要素は?何が重要な要素?
エンパワーメントとの関連は?
そして、WBUと能力開発の問題です。
一般的に、WBUは、視覚障害当事者団体の能力開発分野では、大きな役割を期待されています。
でも、具体的に、WBUは何が出来る?
WBUが役割を担う正当性は何処にある?
十指しに団体の能力開発に寄与している?
是非、今回の内容を、きちんとした書面に残すべきだと思います。
そうやって、WBUが能力開発分野で何をすべきで、何が出来るのか、見える形にするべきだと思います。