英国のバスの次はスペインのタクシー。
今年から、スペインの首都マドリードのタクシーには、点字の表記がお目見えしたそうです。
点字のステッカーを、視覚障害のある乗客が読める場所に設置することが、義務付けられました。
タクシーの登録番号や、許認可の番号等が書かれています。
これで、視覚障害者も、何かあった時問い合わせたりすることが容易になります。
だって、こういうのが無かったら、例えば忘れ物1つしても、会社に問い合わせるしかないですよね。
勿論、運転手に問題があった時も、きちんと訴えることが出来るようになります。
この取り決めは、マドリードの自治体条例で、視覚障害者により安全な移動を保障するものです。
タクシーと言えば、以前、オーストラリアのメルボルンに出かけた時、とても親切なインド系の運転手に会いました。
町外れでランチする間、他のところに行って、1時間後に戻って来てくれて、私を空港まで連れて行ってくれました。
色々な話をしながら、すがすがしい気持ちで空港に降り立ち、チェックインに並んだ瞬間、車内の忘れ物を思い出し。涙
それは、WBU前会長マリアンさんに頂いた、オーストラリアの鳥が描かれているお皿が入った手提げ袋だったのです。
取り戻す方法は無いかと空港係員に話していたところ、列の前にいた香港人ペアが、レシートからタクシー会社の電話番号と運転手のIDを見つけ、電話で事情を伝えてくれました。
すると、インド系の運転手が座席を振り返り、すぐ袋に気が付いて、空港まで急いで戻ってきてくれたのです、しかも追加料金はどうしても受け取らず!!!
親切な人たちが重なって、お皿は無事に我が家にあります♪