“Human Rights & Disability Advocacy. Voices from within“
という本が新しく出ました。
もうご存知の方もおられるかも知れませんが、念のため、ご紹介します。
権利条約に焦点を当て、障害者団体始め市民社会が条約のプロセスにどう影響していったかを追いかけます。
前書きは、オーストラリアの全盲の大学教授、ロンさんです。
昨年、一度、動画と一緒にご紹介した、とても素敵な方です。
http://wbuap.exblog.jp/19398463/
今時らしく、当初から、紙媒体と、電子書籍の両方で出版されています。
障害者の権利条約の登場で、障害者の権利に関する考え方が根本的に変革を迎えています。
何しろ、障害当事者が初めて、国際条約の素案作りに大きく関わったのですから。
国連レベルでNGOの参加を実現する、とても良いモデルになりました。
なので、この本の中では、障害者団体や一般のNGO、政府機関等、様々な組織を代表して素案作りに関わった人たちの見地から、権利条約や生成プロセスが語られているとのこと。
以下のリンクから購入可能です。
http://www.upenn.edu/pennpress/book/15149.html
以下のリンクからは、本文の一部が読めます。
http://abilitymagazine.com/Human-Rights.html#
また「積ん読」が増えそうです・・・