東日本大震災から今日で丸3年になります。
震災直後、海外の視覚障害者から沢山の応援や義援金を頂きました。
日本の経験を、海外の災害対策に活かすのは、日本の義務だと考えます。
私たちは障害分野なので、障害のある人たちの防災施策に寄与するのは、正に私たちがどうしてもしなければならないことではないでしょうか。
ということで、2014年のバンコク総会で、緊急時対応に関する全体会の発表をしました。
私が話した内容は、直後、特にアフリカの方に反応を頂きました。
発表原稿が欲しいと依頼してきた人もいました。
その後も、私の立場なので多くはありませんが、海外の政府機関から、視覚障害者の被災体験と対策に関する問い合わせを頂きます。
昨年も、欧州のある国から問い合わせ頂きました。
今般、新たに、南アフリカの政府機関から問い合わせがありました。
プレトリアに、国立防災センターのようなところがあるそうです。
http://www.ndmc.gov.za/
昨年の10月14日と15日、国際減災の日のテーマが障害者だったことから、この防災センターでも、障害と防災をテーマに取り上げました。
このイベントで、防災や火災訓練に関する能力開発を、障害当事者と一緒に推進する、という決議を採択したそうです。
そこで、政府関係者に、障害と災害に関する研修は無いか、という問い合わせ。
うーん、研修プログラムは、日本であったとしても、日本語です。
でも、私たちのネットワークで、何か情報提供が出来ると良いとおもいます。
バンコク総会での反応でも、アフリカでは余り手が付いていない分野で、皆さん関心があることが分かりましたから。
ご意見等あれば、是非お寄せ下さい。