今週は過酷な日々を送っております。
月曜日は定時まで仕事をし、一度家に帰って、荷物を引いて羽田空港へ。
夜行の飛行機で火曜日の早朝にバンコクに入り、国連ESCAPと日本財団、そしてアジア太平洋障害センター共催のインクルーシブビジネス賞の表彰式に参加。
そのまま少しだけ街中を歩いて、火曜日の夜遅くバンコクを出る飛行機で、日本に帰ってきたところです。
更に、これから別件に向かいます(^^;)
肝心の表彰式ですが、100人余りの列席者で、90年代にタイの首相だった方もお見えになりました。
表彰は3つのカテゴリーに分かれています。
「多国籍企業」の部は、インドのウィプロとかいうIT企業でした。
画面が見えないので正式名刺分からず(^^ゞ
どうやら商品開発から人事まで障害者を400人ほど雇用しているそうです。
従業員の規模から言うと、かなりだと思います。
「国内」の部は、シンガポールのオーチャードセンター近くのホリデイインです。
ここ単体で22人の障害者を雇用している他、教育を受けるチャンスが無かった障害者もやる気があれば働けるよう、独自の研修制度を考案しています。
「起業家」の部は、やはりインドの「Trash to Cash」という団体です。
不要品の再利用で、恐らく社会的起業から始まったのでしょうが、今では採算取れているそうです。
主催者の関係者には日本人が多いのに、日本の企業は応募すらして来ませんでした。
知名度も問題でしょうが、日本は往々にしてインクルーシブより専門対応が多いのも事実。
例えば、特例子会社です。
教育の分野での「インクルーシブ」はよく言われますが、雇用の場でもしかりです。
この表彰制度を日本でも広めて、やがて「インクルーシブ雇用」推進に繋げたいと、皆さん知恵を絞っておられました。