一昨日ご紹介したRBIから、フィリピンの被災地に関する少し詳しい情報と写真を頂きました。
このブログ、ケイタイからアップすると写真を1枚しか掲載できないので、文章は短くなりますが、少しずつご紹介します。
今日の写真は、セブ島北部のシーラさんの家族です。
高校を卒業して日も浅いようです。
お父様は、東南アジアでよくある、三輪のバイクタクシーを運転し、子ども4人と妻を養っていましたが、足の病気で手術をしている間、仕事からの収入が無くなりました。
経済的に厳しい一家の助けになればと、シーラさんが歌のコンクールで賞をもらい、その賞金で、ブロックの家を建て始めることができました。
本当は大学に行きたかったけれど、お父様の入院の時期と重なり、学費が得られず断念。
一家は貧しいけれど、とても仲良しのようです。
でも、台風によって、新しい家は完全に破壊されてしまいました。
「まるでトラックが家の上を通った後のよう」と、筆者は表現しています。
今は一家で近所の人の家に身を寄せていますが、生活再建やシーラさんの進学には沢山ハードルがありそうです。
家をなくした人、物凄い数ですよね。