北朝鮮の話は、以前も少しご報告しました。
(過去記事リンク:
http://wbuap.exblog.jp/19022558/)
で、追加の情報をホヤホヤに頂きました。
全国で、少なくとも、6つのろう学校と、3つの盲学校があるようです。
咸興(Hamhung)というところにあるセンターに関するURLです。
これは、視覚・聴覚障害者が健常者と共に学ぶために始まったプロジェクトから名前を取ったセンターです。
この町は、ピョンヤンに続く第2の都市だそうです。
読み方が全く分かりません(^^;)
このセンターが、ドイツ等の寄付で勧められているプロジェクトの中心となり、これまでに、Taedon、Bongchon、そして同じHamhungの盲学校とネットワークを組みました。
Taedonには53名、Bangchonには20名、Hamhungには40名の視覚障害児が学んでいます。
学校はいずれも、山間の人里離れたところにあるようです。
先生方は愛情豊かに指導していますが、どうしてもカリキュラムが健常者の子どもが通う学校ほど充実していないみたいです。
これまで、プロジェクトを通じ、点字器、点字タイプライター、スポーツ関連用具等を寄贈。
近々、点字印刷とコンピューターを寄贈し、近代的な点字印刷を盲学校に持ち込もうと考えています。
また、Kwang Myongというところには、点字出版所があり、副館長さんは視覚障害当事者とか。
10月には、ドイツのIT専門家がピョンヤンを訪れ、パソコン点訳等の機器の使い方を講習する予定です。
そして、何と、世界ろう連盟(WFD)の支部が、北朝鮮で許認可もらったそうなのです(゜o゜)/
WBUも負けていられませんよ!!
ITの専門家がいる時期に、WBUからも北朝鮮に来ませんか?とのこと。
日本からは色々と訪問するのが大変なのですが、こういう機会でないと北朝鮮に誰かを送るのも容易ではありませんよ。
今までは、北京で偶然を装うくらいしか、北朝鮮の視覚障害者と接点を持つことは有り得ないと、皆で半ば諦めていました。
でも、実は、彼らと話をする日が来るのも遠くないのかも?