今回の会議の最終日。
昨日集約したプロジェクトの主な活動目的に、具体的な活動イメージの肉付けをしました。
4本の柱は、組織強化、アドボカシー、ソーシャルエンパワーメント、知識の創造です。
グループ討議は何時もアイバンさんと2人です。
私が生まれた頃から障害者運動に関わっている、私に言わせれば「APと視覚障害者運動の生き字引」のアイバンさんですから、自ずとアイバンさんが中心になります。
もう諦めて、内容を纏めて発表する役回りに決めました、修行が足りませんね。
昼休みには、ニャマフさんの事務所にアイバンさんを案内。
左腕が痛いのでマッサージして欲しい、と。
でも、マッサージでは限界ある症状みたいで、ニャマフさんが強く鍼を勧めました。
すると、意外にも、アイバンさんは鍼が怖いので、今まで何度勧められても拒否し続けているとか。
鍼は気持ち良いのにねぇ。
午後は、運営委員会とか、報告とか、プロジェクト実施のシステムが議題でしたが、気が付くと申請の日経や承認の可能性等に話題が移っていました。
午後の話し合いはそこそこに、モンゴル盲人協会の見学に。
このためにシステムの話し合いは軽く済ませたかったかも(^^ゞ
マッサージセンター、図書制作、体育館、会長の部屋、そして、隣は所謂「福祉工場」。
私のフライトは夜遅くということで、既に荷物を纏めてチェックアウトしていました。
皆さんは一度ホテルに帰ったのですが、荷物ごと盲人協会に来たので、「ベストマッサージ」で1時間体を労って、中々受け取らない料金10ドルを何とか受け取ってもらい、モンゴルチームと一緒に最後の夕食会に向かいました。
ウランバートルのアイリッシュパブのVIPルームは、社長椅子みたいにどでかい椅子が人数分びっしり並んでいて、皆さん中に座るのに苦労しました。
ここの料理の量が、欧米みたいに半端でなく多いのに、グループきっての小食、ミャンマーのクワイナンさん、もっと少ないと思ってスープとサラダとヌードルを注文。
スープしか来ていない段階で途方にくれていました(#^.^#)
アスクさんが締めの挨拶をするので、アイバンさんに突っつかれないうちに「皆さん気を付けてお帰り下さいね、まともな事は今度素面の時に話します」とその場しのぎをしました^_^;
空港に向かう途中、ゲレルさんとAP理事会の話をしました。
東アジアはモンゴル以外、どうしても男性が中心になる、と、ゲレルさんは何時も励ましてくれます。
本当は、途上国の最前線にいるゲレルさん達の方が必ず大変な筈。
何時も経験不足と遠慮がちなゲレルさんですが、途上国から指導部に入ってもらうのは、本当に意義のあることです。
空港では、10日にお世話になった、日本語の出来る担当者が駆け寄って来ました。
モンゴルでは快くない思いをしたことが全くありません。
これで、大量に出て来る羊の肉が鶏肉だったら、住みたいくらいです(^o^)