国際障害同盟(IDA)は、権利条約の素案を作るのに大変重要な役割を担った障害コーカスの母体で、WBUも当初より積極的に関わっています。
WBUは基本的に、視覚障害者独自の団体を作ることを推奨し応援していますが、他の障害者団体とは、各種フォーラムや、IDAのようなネットワークを通じて連携しています。
現在のIDA加盟団体は、現在、次の通りです。
・アラブ障害者機構
・障害者インターナショナル(DPI)
・ダウン症インターナショナル
・欧州障害フォーラム(EDF)
インクルージョン・インターナショナル
・国際難聴者連盟(IFHOH)
・ラテンアメリカ障害者団体ネットワーク
・太平洋障害フォーラム(PDF)
・WBU
・世界ろう連盟(WFD)
・世界盲ろう者連盟(WFDB)
・世界精神医療ユーザー・サバイバー・ネットワーク
IDAが、この13日から15日まで、今期最初の理事会をニューヨークで開催しました。
国連機関があるニューヨークだけあって、UNICEF、WHO、国際障害開発コンソーシアム(IDDC)等、名だたる国際機関の代表が会議の一部に参加しました。
IDDCとIDAは近々、覚書を交わす予定とか。
理事会の中で選挙があり、WBU前会長マリアンさんが第1副議長に選ばれました。
話題は、インチョン戦略でも重要視されている障害のある人に関するデータ、先住民の問題、高齢者、CBR、世界銀行関連等、多岐に亘りました。
特に、ニューヨークの国連ということもあり、9月に開催されるポストMDGに関する障害と開発ハイレベル会議は、特に重要な話題となりました。
IDAも、当然ですが、ポストMDGには積極的に取り組んでいるということです。